漢方薬のすすめ

私の治療院では漢方薬は扱っていませんが、薬剤師または登録販売者のいる薬局で手に入る漢方薬を御紹介していけたらと思います。

特に風邪などの感染症に対しては、鍼灸よりも漢方の方が即効性があります。


発病する一歩手前で、健康ではない状態を未病といいますが、その未病から発病するまでよく観察して、その状態にあった漢方を薬剤師さんに処方してもらってください。


傷寒論によれば、外邪は太陽病→陽明病(経証)→陽明病(腑証)→少陽病⇒太陰病→少陰病→厥陰病⇒死につながります。


治療としては、

1.太陽病:体表を温め発汗

   桂枝湯(桂枝、芍薬、大棗、生姜、甘草)

   葛根湯(桂枝湯 + 葛根、麻黄)

   麻黄湯(麻黄、杏仁、桂枝、甘草)

   大青龍湯(麻黄、石膏、杏仁、桂枝、甘草、大棗、生姜)


2.陽明病:

 (経証)清熱

   白虎湯(石膏、知母、人参、甘草、梗米)

 (腑証)瀉下

   大承気湯(枳実、厚朴、大黄、芒硝)これは、お医者さんの処方が必要


3.少陽病:清熱、利尿

   小柴胡湯(柴胡、黄芩、半夏、大棗、生姜、甘草、人参)

   大柴胡湯(柴胡、黄芩、半夏、大棗、生姜、大黄、枳実、芍薬)

   柴胡桂枝湯(小柴胡湯 + 桂枝湯)

   柴胡桂枝乾姜湯(柴胡、黄芩、栝楼根、桂枝、牡蛎、甘草、乾姜)


4.太陰病:胃腸を温める

   人参湯(人参、白朮、甘草、乾姜)

   桂枝加芍薬湯(桂枝湯の芍薬を倍量)

   小建中湯(桂枝加芍薬湯 + 膠飴)

   大建中湯(甘草、乾姜、山椒、人参、膠飴)


5.少陰病:全身を温める

   麻黄附子細辛湯(麻黄、細辛、附子)

   真武湯(茯苓、白朮、芍薬、附子、生姜)

   四逆湯(甘草、乾姜、附子)


6.厥陰病:全身を温め、心臓は冷やす

   通脈四逆湯(甘草、乾姜、附子)

   烏梅丸(烏梅、細辛、乾姜、黄連、当帰、附子、蜀椒、桂枝、人参、黄柏)



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